導入事例

京都銀行 様

タブレットと勘定系の直接連携を実装した「口座開設機能」の導入

京都銀行様では、今までの紙による口座開設申込を一新。
京都銀行様のタブレット端末上から、お客様の口座開設申込みを可能にするシステム「BankNeo口座開設」を導入。

  • 社名

    株式会社京都銀行(The Bank of Kyoto,Ltd.)

  • 本店所在地

    京都市下京区烏丸通松原上る薬師前町700番地

  • 設立

    1941年10月1日

  • URL

    https://www.kyotobank.co.jp/

  • 導入ソリューション

    BankNeo預り管理
    BankNeo口座開設

  • 導入時期

    2020年2月

 

■ BankNeo導入経緯

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事務統轄部 審議役 山田 雅己様

JASTさんなら実現可能と信じて採用しました。

 今まで口座開設時には、取引有無や本人確認、申込内容の不備確認、AMLのチェックなど、それぞれ個別に対応を行っていました。またスマート通帳などの付随サービスを利用いただく際には、お客様に別途申込を行っていただくなど、行員、お客様、双方にとって負担の大きいものでした。この負担を軽減するためには、お客様の申込みから勘定系との直接連携までを、ワンストップで行う必要がありました。このようなシステムは、これまでどの金融機関でも実現していませんでしたが「取次システム※1」を一緒に開発したJASTさんならばと思い今回の「口座開設機能」の開発を依頼しました。重要かつ短期間のプロジェクトでしたが、無事に実現していただきました。

※1取次システム・・・通お客様からのお申し出事項や、お通帳などの預り物件をタブレット上で登録し、授受の記録と物件の保管管理等を行うシステム。電子サイン採用によるペーパレス化と管理の堅確化に成功

■ BankNeo導入の効果

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事務統轄部 事務効率企画室長 衣川 紀彦様

事務作業にかかる負担軽減、時間短縮、リスク管理面で効果がありました。

 全店導入から1ヶ月時点で、このシステムでの口座開設数は、5千件ほどです。お客様の申込内容入力~本人確認~AMLチェック~顧客番号(CIF)開設~付随サービスの申込~口座開設・カード等の発行処理までを、営業店の端末操作なしで、タブレットのみで完結できるので、行員の業務負担もお客様の待ち時間も軽減できています。業務負担の軽減に関しては、以前は全ての処理完了までに30~40分ほど必要でしたが、このシステムのおかげで15 ~20分ほどで全処理が完了できるようになりました。
 また、お客様の入力内容が勘定系に直接連携されるので、今まで手動で行っていた入力作業自体が不要となり、オペレーションミスなどの事務事故の心配がなくなった点も大きなメリットです。

■ 現場の声

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タブレットのみで完結するワンストップサービスを実現

 行員からは「操作が簡単」、「事後処理が不要となり楽になった」といった声も聞こえており、お客様からも好評です。電子サインによる申込に関しても、抵抗なく受け入れていただいています。
紙の申込書と違い、このシステムでは、お名前の記入やご住所の入力回数をまとめるなどしており、お客様側の負担も軽減されています。

■ 今後の展望

 現状の口座開設機能は、新規お客様向けの口座開設にのみ対応しています。クレジットカードの申込など、幅広い業務への対応が可能となるバージョンアップを進め、さらなるペーパレス化、業務効率化を進めていく予定です。

■ Bankneo口座開設 システム構成イメージ

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